9月6日(金) 163日目
夜中に結構強い雨が降ったのですが、今朝はピーカン。昨日はパンを買ってないので、セイコーマートで朝食です。浦河ダムと役場や神社に寄ってから、浦河町立郷土博物館に行きます。よくある小学校校舎のリユース(子ども減少ってことでもある)で、教室や廊下に所狭しとモノが展示されてます。馬事資料館も併設です。
郷土館を続けます、様似郷土館へ。ここはとてもコンパクトな郷土館。近所の様似町中央公民館でジオパーク巡回展をやってるようなので行ってみます。はい、コンパクト過ぎました、ジオ初級者用ですね。廃線になった様似駅は観光案内所にリユースされてます。嫁さん共々思ったのが、浦河町も様似町も国道沿いに並ぶ町ナカの家が割と個性を放っているのですよ。さて、カンラン岩で出来ているアポイ岳(標高810m)がすぐそこにあります。カンラン岩はマントルを形成している岩なので、単純に言えば「地球の中身が出てきた山」がアポイ岳です。様似町も世界ジオパークとして推してます。往復5時間程度か、もう13時過ぎてるのでダメだな。麓で1泊して、人の多そうな明日の土曜日に登るのもありだけど、この時間で車中泊モードに入ると嫁さんから「やることな〜い」ってクレームが出そうだw、次回ですな。ちなみに道内で売ってる熊鈴ってガランガランってのが多い。オレの持ってる熊鈴はチリンチリンなのですよ。えりも町に向けて走ってると、様似名物たこマンマのかまぼこって看板を見かけたので、食べてみようかとマルサン工藤商店さんへ。かまぼこは売り切れてたので、つぶめしで軽く昼飯です。と、そこに社長が帰ってきて、奥からかまぼこをわざわざ切って出してくれました。たこマンマとはヤナギダコの卵らしい。なんか不思議な食感でした。大手食品から商品化したいとのオファーを断り続けているので、ここでしか入手できないらしいよ。
えりも町に入って、灯台公園、えりも町郷土資料館ほろいずみと寄りながら、襟裳岬へ。ここに来るのは40年ぶりくらい、相変わらず風が強い。襟裳の夏は何もない夏です。だったのですが、風の館という施設ができてます。なんか風の強さを体験できるらしいが、外でも十分に強風なので入館せず。さて夕方です、岬で車中泊しても風に飛ばされそうなので、60kmほど走って大樹町まで行きます。トンネルと覆道だらけの黄金道路をひたすら走り広尾町をスルーして大樹町へ。大樹町公衆浴場でお風呂、真ん中に丸い浴槽と洗い場が直線で8人分、いかにも町の公衆浴場って感じですが、300円でサウナ付きなのでコスパ良しです。
フクハラというスーパーでお惣菜夕食(ビール付き)を買って、道の駅・コスモール大樹で食事です。そのままお休みします。車中泊組は2台。昼間の太陽は熱いのに夜の風は冷たくて肌寒い。自販機飲料も「あたたか〜い」に切り替わりつつある十勝の夜です。