12月10日(日) 43日目
朝むちゃくちゃ霧が掛かっててクルマがびしょ濡れでした。さて有田に向かいます。まずは泉山磁石場へ。仮面ライダーの戦闘シーンになりそうな岩場ですが、山を削ってこうなったそうです。今は採石していませんが有田焼のルーツですね。陶山神社へ。磁器製の鳥居や狛犬さんが居るということで来ました。ん?狛犬さんが居ないぞ。後で調べたら修繕中で不在だそうです、残念。結構いい神社なのでまた来ましょう。九州陶磁文化館へ無料に惹かれて寄り道ですw。いや全然焼きものって興味なかったんだけど、ここ勉強になるわ。有田焼の歴史を上手く展示してます。興味も湧いて有田焼のお猪口でも買ってみるかって思ったくらい。現代有田焼の色(特に青)がキレイで技術の進化も感じます。実際の料理に使うなら、絵付けが料理の見た目を邪魔するような気がするんで白磁器のほうがいいかも。お猪口なら絵付けもありだな。1.5時間滞在です。ここで貰ったマップに岡本太郎先生の遺作が載ってるじゃないか、行かねば!てことで歴史と文化の森公園へ。我らの世代には太陽の塔は「爆発だ!」だったのですよ。
有田を越えるとまた長崎に入っちゃった。江永ダム、猫山ダム、つづらダムと長崎流イマイチダム(猫山ダムは少しマシ)を巡ります。ここまで来たら本土最西端にでも行っとくかと思ったけど、福井洞窟ミュージアムってのが反対方向にあるのね。ハコモノは月曜休みなので今日のうちに行っとこう。ここは(長崎のくせに)良かったよ。展示物がほぼ国指定重文になってて(縄文時代or石が好きな人には)見応えありです。ここを見学して実際の福井洞窟に行ってみることにした。途中に潜竜ヶ滝があったんで寄り道したけど前に来てたわ。手前にある龍王寺で思い出した。お迎えネコが居たけど以前はお迎え犬だった記憶があります。そして福井洞窟へ。お稲荷さんが置かれていました。そうか、縄文人はここで暮らしたのか。
入浴は鹿町温泉やすらぎ館。ナトリウム-炭酸水素塩泉、加温、循環、塩素消毒あり、駐車場あり、660円、脱衣ロッカー無料、ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー備付、食事処あり、休憩室あり、Wi-Fiなし。ちょっと待て、お高いのは長崎だからしょうがないとして、浴室に「温泉は源泉掛け流しです。毎朝完全に浴槽のお湯を入れ換えています。」とある。朝イチに湯を張って溜まったあとは循環濾過ってことだよね。源泉掛け流しの使い方を間違ってるぞ。食堂のおばちゃんは対応がよかったのに肝心のお湯が誇大広告でJARO案件だ。
10分ほど走って道の駅・昆虫の里たびらでお休みです。また雨の音が、、、。