鳥取市内をぶらぶら

113()  6日目

 

 砂丘に泊まったなら朝から散歩するか。ってことで、日の出とともに動きます。6時に砂丘行ったら、もう20人ほど居たよ。さすが3連休。ここは何度も来てますが、やっぱいいとこです。朝イチに来ただけあって初めてしっかりした風紋も見ることができました。昔は自分が小さかったからかもしれんが、来るたびにちょっとずつ砂丘が小さくなっていってる感じ。

まだお月さまが現役の時間

日の出を待つ人たち

明け方にたまに見るけど、上空に上がっていく光は何なのだ?

ようやく朝日が顔を出した

風紋もきれい

はっきりくっきりです

 

 さて、鳥取城の山上の丸に登るか、太閤ヶ平に登るか。うん、秀吉公の目線でいきましょう。山麓へ行きましたが休日ですね〜、駐車場が一杯。あと1枠って状況に2回も先に入られて、ちょっとウロウロしました。山頂まで3.7km、高低差に比して結構あるなと思ってたら、全面アスファルト登山道でした。いや楽っちゃ楽なんですが、なんか地味に疲れる。地元の人にショートカットを訊いたりして、登り45分、下り35分でした。平地と変わんないよ。生物以外は全く危険の無い登山道で、正直サンダルでもOKです。地元の人はクマ鈴かラジオを鳴らしてました。日傘さして登ってる方もいて、散歩コースとしては上等です。

 頂上に鳥取城攻めの秀吉公本陣が残ってます。わりと土塁とかも残ってるようで、広い本陣跡なのですが、今日は誰も訪れません。迎えてくれたのはヘビだけでした。

 本陣跡からちょっと下った場所から、鳥取城の山上丸がよく見えます。秀吉公は、ここから飢え殺しの地獄絵図を見てたんでしょうね。

登山口の池は水鏡がきれい

ずっとアスファルト道が続くのです

太閤ヶ平の説明版。読めないか。

本陣は広くて、土塁も状態よく

鳥取城の山上丸が目前に



 下山したところには鳥取東照宮が。鳥取藩初代藩主の池田光仲公は家康公の曾孫だったんですね。若桜町の町なかの蔵にも三ツ葉葵の御紋があって、なんで?って思ってた。

鳥取東照宮。隋神門にはどなたもいらっしゃらない。仁王門だったのかもね。

説明版。葉っぱの影で読めんな。

本殿。寄棟造で、向拝がちょっと飛び出してる。

懸魚とか至るところに三ツ葉葵が。

 さて、車内整理をして、ちょっと中途半端な時間。鳥取県立博物館でも行きましょう。なんとJAF割で150円です! 予想外に充実してて、2時間近く滞在しちゃった。

 生物や鉱物の展示室と、歴史や民俗の展示室に分かれてました。生物標本を見ていると、いつも、「ああ、こいつはこんな名前だったのか」と一旦は覚えるのですが、すぐに忘れてしまうのです。以前に覚えたということ自体は覚えているのですが。どでかいダイオウイカが居ました。海でこんなのに遭遇したらオシッコ漏らしちゃうぞ。まあ海だからいいか。化学的にも大丈夫だろうし、軽犯罪法も適用外だしね。

 歴史と民俗の展示も、興味を惹くものが多かった。歴史はともかく(好きな縄文期が少なめだったし)、民俗展示ではサネモリさんと麒麟獅子麒麟獅子因幡地方でも100箇所以上の地域で舞い継がれてて、それぞれに獅子の造形や舞い方に違いがあるようです。こうなるとフォークロアというよりはヴァナキュラーですね。見てみたいけど、メインは4月と10月なのね。も少し早く来てれば、、、

いやぁコスパ高しですよ、ここ。

企画展には入ってないよ

生物鉱物展示

ダイオウイカでかい!

オオサンショウウオの英語名って、サラマンダーなんだ

縄文文化展示はこの辺だけ

全身の毛穴の数って、どれくらいなのか

経家公の遺言状。トップの鑑ですね。

サネモリさんの昔の写真。シブイぞ。

これがサネモリさん

県境の向こうも災難だな

麒麟獅子を先導する猩々さん

このポスター欲しかった。1,000円なので諦めた。

 外に出ると、真横は鳥取城なのです。さすがにもう今日は山上の丸には登りませんが、少しお散歩です。

仁風閣を臨む

もう夕方だな

やっぱ夜天より昼天(昼の天球丸)がいいね

 

 入浴は、鳥取ぽかぽか温泉へ(またしてもスマン、岡本くん。ここはWi-Fi繋がるのだ)。夕食しながら、アマプラビデオで映画をダウンロード。

 

 車中泊場所は、二日連続でチョイス失敗。暗っぽい(自販機があるので昨夜よりはマシ。昨夜は闇でしたw)し、トイレはクローズ。10km走って寝床を確保しました。