11月8日(水) 11日目
朝イチはどういうわけか県境碑へ。製本工場の横が県境です。交通量の多いところなので、撮影してるとちょっと奇異な目で見られてましたw。この碑、特に鳥取県民の方は大事にしてください。なんせ明治時代には鳥取県は一旦消滅しているので。通勤時間帯だったのですが、この碑を境に、西向きのクルマは鳥取ナンバーが、東向きのクルマは島根ナンバーがそれぞれ8割くらい。越境通勤が多いですね。東日本方面の方は、これを機に鳥取と島根の位置関係を覚えてください。
で米子城へ。ここお気に入りなのです。なんと言っても本丸からの360度の眺望が最高。三の丸に立派な駐車場ができてました。以前は分かりずらい細っちょの道を上がっていった記憶がある。ここは石垣も味があるし、登城路も整備されているので、もっと有名になってもいいと思います。
尾高城に行こうとして米子駅前を通ったら、「なんじゃありゃ?」的なものを見たので、急遽Uターンで駅地下駐車場30分無料へ。最初は白いモニュメントが目に入って、お隣りに列車が空を飛んでおったのです。いや空飛ぶ列車カッコいいじゃないですか。山陰鉄道発祥の地のモニュメントみたいです。白いのは米ッ子合掌像ってモニュメント。タイトル見るまで合掌ってわかんなかったけど。
観光案内所があったので、尾高城のことを訊きました。国史跡指定はまだ先で、現状は私有地の買収を進めながら整備の最中とのこと。行ってもあまり見学できないようです。ここは、捕虜になった尼子方の山中鹿介が厠の汲み取り口から脱出した話(まさに七難八苦)があるお尻、いやお城なのです。糞〜、行きたかったな。整備されてからリベンジですね。
仕方ないので、市役所にクルマ停めさせてもらって米子市立山陰歴史館へ。駐車場2時間無料になるので、周辺もお散歩です。歩いてると、急にカッパ達が現れたぞ。寺町通りってとこに行ってきたけど、ここで自転車のおじさんに声をかけられました。「すいませーん、死後の世界はどうなると思います?」「え、ボクは無の世界だと思ってるんですが。」「私ね、4度死んでるんですよ。」「ほう、、、」「あなた、まだ1度も死んでないですよね。」「はい、たぶんまだ1度も、、、。」「あぁもうひと言だけ。あなた、まだ甘いですね。」と仰って、悠然と去っていかれました。いや確かに自分が甘いのは承知してますけど、こんなところで見ず知らずの人に指摘されるとは思いませんでしたよw。ちなみに寺町通りのお寺さんは、ほとんど曹洞宗と日蓮宗でした。そのあとは笑い通り商店街と本通り商店街へ。笑い通りは電柱看板を見てオレだけが笑ってたよ。本通りはシャッター通りかと思っちゃったけど、水曜定休でした、スミマセン。いやでも結構むにゃむにゃ、、、。
さて、美保関にでも行ってみましょう。島根の最東端ですが、割と観光客が多かったよ。途中で弓ヶ浜公園とみなとオアシスに寄り道しましたが、後者も水曜定休でした。
んで境港へ。海とくらしの史料館ってとこに入ってみた。JAF割370円。剥製の水族館って感じです。隣は台場公園。で、お馴染みの水木しげるロードへ。もう何度も来てるので、ブロンズ像はスルーして千代むすび酒造さんへ直行です。
さて、本来はここから隠岐島に渡るのですが、嫁さん同道のときに渡ろうと思うのですよ。今回はスルーで。島巡りは今回の目的のひとつでもあるのですが、橋つながりの島はともかく、フェリー航路だと、今行っても、また嫁さん連れていくのでバジェットが2倍ってことになるのもキツイし💦
入浴は、みなとオアシスに戻って、みなと温泉ほのかみ。850円とお高いのですが、この辺は温泉ここしかないのです。ナトリウム-塩化物泉、やや塩味、pHさほど高くないけど、割とツルツルです。
夕食は、港近くなので魚ですね。焼き魚は苦手なので必然的に寿司です。ちょっと散財。道の駅・あらエッサで連泊ってことに。