神鍋高原スイカ祭り

8月17日(土)  日帰り1泊2日番外編その2

 

 嫁さんが「神鍋のスイカ祭りに行く〜」と言います。いや貴女、片道3時間は掛かりますぜ(我々は有料道路に乗らないので)。ならば、前泊して猛暑の車中泊実証実験といきましょう、冷感敷きパッドと扇風機も購入したのでね。神鍋まで行くなら、ついでに兵庫県の道の駅スタンプラリーでもしますか。スイカ祭りは8月18日なので、17日に出発。三田で風のミュージアム青野ダムと寄って、柏原でお散歩です。

風のミュージアムに来ました

風で動く彫刻が展示されています。新宮晋さんの作品。

「風の結晶」

「宇宙の翼」

ソアリング

「シグナル」

「時の木」

「風のロンド」

フライング・サンダリーノ

「木の動物園」の公募入選作品、イラストから立体に実制作されるようです

広々としてたけど、今日は暑いわ

青野ダム

堤頂長は286m

ダム湖千丈寺湖

下流側は魚道公園になっています

柏原に来ました

蓋のモチーフは、この大ケヤキ

根が伸びて「木の根橋」になっています

柏原藩初代藩主は織田信包さん、三代目でお家断絶だけど

柏原藩陣屋跡。藩が復活してからの創建です。

長屋門は創建当時のまま

説明板

お隣りには旧氷上高等小学校。クーリングシェルターなんだが、ちと暑し。

柏原八幡宮は表参道が通行止めです

裏参道を登ります

御由緒

社殿は1585年に秀吉さんが再々建しました

狛犬さんは丹羽佐吉の作品

毛並みが良い

本殿は三間社流造りで、拝殿との連接複合社殿です

こっちは厄除神社

狛犬さんは昭和の奉納です

なかなか迫力あり

木鼻とかの装飾がカラフルです

三重塔と鐘楼、神仏習合ですね

 道の駅・丹波おばあちゃんの里へ。近所の黒井城址はお気に入りですが、この暑さでは登らない。道の駅・あおがきまでは無料の北近畿豊岡道で。この先の遠坂トンネルは有料なので国道427号で峠を越え、道の駅・但馬のまほろばで朝来市埋蔵文化財センター古代あさご館へチラッと寄ります。その後は、道の駅・やぶに寄ってから養父神社、道の駅・但馬楽座を経由して、TRIALかみ店で購入したお惣菜で夕食です。

道の駅但馬のまほろばでは、古代あさご館へ

館内は涼し〜い

弥生時代の展示が中心です

企画展では「オオサンショウウオたちの不思議な生態展」をやってた

これがなかなか面白かったぞ

そうか、両生類だもんな、、、

養父市に入った

道の駅やぶの顔ハメ。なんだ、このダジャレ。

養父神社へ。こりゃ秋は紅葉キレイだろうな。

瑞神門をくぐると拝殿が見える。二対の狛犬さんだ。

御由緒

手前の狛犬さんは苔むしたりして、

お顔がハッキリしませんね

こっちは尻尾を上げて威嚇

なんか獅子でも狛犬でもなさそうと思ったら、どうやら狼らしい

良い佇まいです

 お風呂は、とがやま温泉天女の湯、炭酸水素塩泉、加温、循環、塩素消毒、700円、靴ロッカー・脱衣ロッカー、ボディソープ・リンスインシャンプー・コンディショナー備付け、ドライヤーあり、休憩所あり、食事処なし、Wi-Fiなし。ややツルの無色透明、ごく微少なパウダー臭と甘味、まあ泡つきもなくフツーの湯です。わりと空いてて、サウナとか貸し切りでした。そこからクルマで3分、道の駅・ようか但馬蔵でお休みにします。車中泊組は3台と少ない、もう皆さんは盆休みは終わりなのでしょうか。さて、ここは標高80m、21時の時点で外気温は28℃です。ニトリの冷感敷きパッドを敷いて、扇風機をセット、さらにドアに虫除け網を被せてウインドウを半分開けます(最近は防犯上フルオープンしないのだ)。さらにさらにリアハッチを10cmほど開けてロック、これで風の通り道を確保します。扇風機スイッチオン、お、意外と涼しいではないか。これなら寝れそうだぞ。扇風機は4時間タイマーで夜中2時頃にはストップするのだが、風さえ通れば無問題です。窓を開けてるのでトラックのアイドリングが少しうるさい。で、夜中に少し寒くて目が覚めた、タオルケットくらいでも携行すりゃよかった。まあ熱帯夜でもなかったけど、9月はこの装備でいけるんじゃないか。

お風呂は、とがやま温泉天女の湯

アシストグリップに扇風機をセット、首振りなのだ

リアハッチを開けて風を通します

開ける幅は調節可能なのです。涼しいぞ。


 明けて8月18日(日)、6時半に起床。昨日買ったパンで朝食を済ませて神鍋へ出発。途中で八反滝に寄って涼んだのですが、8時を過ぎた頃から日差しが強くなってきました。但馬ドームに寄ります。ドームとは思えない正面ファサードなのに、グラウンド面積は甲子園以上なのです。今日はドーム内ではテニス、ドーム外ではラグビーの練習をしていました。いやドーム内はともかく、外のラグビーは元気過ぎです。さて9時に道の駅・神鍋高原に到着すると、駐車場は既にほぼ満車。トラック販売のスイカ購入には整理券が必要なようで、嫁さんが慌てて並びます。整理券が残り2枚というところで辛うじてゲット。トラック販売は10時半からのようです。空き時間に神鍋山に登りますかね、緩やかな登りで往復40分くらいだし。うん、登ってるとやっぱ暑いw。下りてくると道の駅は大賑わいです。

八反滝へ

滝壺まで下りました

但馬ドームの正面、設計は仙田満さん

ドームはテフロンテントの開閉式

道の駅・神鍋高原に着いた

待ち時間に神鍋山に登りましょう

路傍には観音さま

但馬ドームもすぐそこに

着いたー、標高469m

火山なのです。深さ40mの噴火口。

麓には赤茶けたスコリア丘断面も見られます

道の駅に戻ると大賑わいだ

こんな感じのイベントです

買ったぞ、1,900円也。帰って測ったら7.7kgだった。

 帰り道も周辺に寄っていこうかと思ってたのですが、昼間は予想以上に暑い。結局あまりクルマから出ずに、道の駅を巡って(=嫁さんは産直野菜巡りで)帰ります。道の駅・村岡ファームガーデン、久しぶりの猿尾滝、道の駅・ハチ北、道の駅・杉原紙の里多可、お隣りの青玉神社、道の駅・山田錦発祥の町多可、道の駅・北はりまエコミュージアム、道の駅・とうじょう、道の駅・淡河で打ち止めです。それにしても少しクルマを停めて離れているだけで、戻ると車内がモワッと暑い。自己放射冷却塗装が早く実用化になんないかな。

道の駅村岡には名牛・安美土井号の像。但馬牛は、生きてるときは「たじまうし」、お肉になったら「たじまぎゅう」なのです。

久々の猿尾滝へ

駐車場から歩いて3分のお手軽さ

渓流を通って、

下段の滝は21m

今日は上段の滝もよく見える、上段は高さ39m

道の駅・杉原紙の里多可の向かいは青玉神社

御由緒、鍛冶の神さまですね

杉の参道を進むと、

拝殿です

平成の狛犬さんだった

なんとなく3DCGっぽい

本殿は屋根付き、雪対策かな?

本殿横には御神木の夫婦杉

淡河の満月堂で豊助饅頭を買って帰宅です