続・雨の海岸こそオツなものです

2月23日(金)  62日目

 

 天気予報は降水確率100%です。うん、開き直って今日も海へ行きましょう。昨日に続いてジオをメインで進みます。和深海岸、さらし首層、江田海岸と巡りますが、国道を走るジオに関心のないクルマからは「あんなとこで傘さしてウロついて何してんだ」と見えるはずです。古座川を遡って七川ダムへ寄ります。この先には、まぼろしの滝があります。うーん、さすがに雨の中で登るのは止めときましょう、直瀑でカッコいいのですが。同様に滝の拝もパス。海岸でコケても怪我で済みますが、滝でコケたらね。安全観光です。

まずは和深海岸へ

JR和深駅の裏手の海岸に降ります

向こうの大きな岩まで海岸を歩くと

タービダイト地層です

周辺の地層も

節理にそってます

石浜を歩くのは、わりと疲れます

続いてさらし首層

これもノジュールですね

あまり数はありませんが

中くらいの岩は地面と繋がってます

これが一番でかいかな

こっちのほうは予備軍ですね

江田海岸へ

これは褶曲

ここも褶曲っぽい

石の先はパキッと折れるのです(折っちゃダメですよ)

海に向かって立ち上がってます

暫しご観覧を

山に入って七川ダムへ

ここも網場には流木です

途中の公園には河津桜

雨の中でも満開でキレイ

 古座川を、天柱岩、一枚岩を通過しながら海岸線に戻ります。本州最南端にでも寄っときましょう。南紀熊野ジオパークセンターで日記を書いて、潮御崎神社、潮岬灯台へ。ついでに大島へも寄ります。海金剛は草木が伸びて視界が悪くなってました。樫野崎もあんまり人がいなくて、のび〜るトルコアイスも開店休業状態です。

天柱岩

スケールは道路柵と比較で

一枚岩も通り道

でかいのです。広角レンズじゃないと入りません。

スケールが分かんないな。右は岩の端の方です。

中央には細い滝が流れます

潮岬に近づいてきました

ジオパークにクルマを停めて

ちょっと見学

2階の目立たない場所に石の展示もあるよ

望楼の芝は、ほぼ無人

ということで、本州最南端です

潮御崎神社。鳥居の左を下ると崖に出ます(滑るので行かない)。

御祭神はスクナヒコさん

雨の中でも灯台に登る人あり

お船も通ります

大島の海金剛にきました

草木で海が見えんとですよ

晴れたら、も少し見映えするのに

樫野崎にも寄ります

エルトゥールル号遭難の慰霊碑。100年後の恩返しはイ・イ戦争での邦人救出でしたね。

こんな岩盤に立ってます

ここは、わりと人が来てた。と言っても10人程度ですが。

樫野崎灯台は日本最古の石造り灯台

灯台旧官舎

ここも桜が

 入浴は串本温泉サンゴの湯へ(写真撮り忘れ)、カルシウム-ナトリウム塩化物泉、加温、循環、塩素消毒あり、500円、ボディソープ・リンスインシャンプー備付け、ドライヤーあり、休憩所あり、食事処なし、Wi-Fiなし。カルシウム含有でややキシ、令和5年の成分量は9g/kgと割と多い、平成17年の分析表では12g/kgあったみたいだけど、この20年でカルシウムが減っているようです。串本も街なので食事には事欠きません。夕食はカツオのリベンジを目論みましたが、茶漬けセットで2,300円!ひとりで食べるとバチが当たりそうなので、大阪王将で済ませます。

ここでカツオ茶漬けを食べようと思ったのだが、、、

 すぐそばの道の駅・くしもと橋杭岩でお休み。そうか三連休なのだな、車中泊のクルマで埋まってますよ。今日は丸一日、やむことなく降り続けてました。明日は少しはマシなようです。