1122()  25日目

 

 須佐のホルンフェルスへ。向かう途中に高山展望台の看板が。天気の良い日は展望台だね、グングン登ります。はい、展望台あるあるで、草木が伸びて展望を遮ってました。西方向だけ見えたけど、往復10km走って来るほどでもって感じ。気を取り直して先ヘ。相変わらずミルフィーユなホルンフェルスは、泥岩と砂岩が交互堆積してマグマで加熱された変成岩です。ちょっと風が強くて岩場の先までは行かなかったのですが、それでも見応えのある断崖ですよ。近所の海苔石園地にも寄りました。

高山展望台から

須佐のホルンフェルス

キレイなシマシマです

海側から

風が強くて岩場の縁にはちょっと近づけない

断崖は良いですね

海苔石園地の岩もいい感じ

振り返ればモンスターのような岩塊

風が吹いても釣り人はタフです

 

 さて道の駅で「萩の地酒・地ビール」パンフを入手しました。ROOMという銘柄を飲んでみたいので、まずは八千代酒造さんに行きましょう。で途中に千体地蔵の案内看板があったので寄ってみたのですよ。集合体と言うか同じものが沢山ある景色も割と好物なので。雲林寺というお寺さんなのですが、山門を横切って駐車場へ向かうときに違和感が、、、。駐車場では既にお地蔵様が1mくらいの間隔でお並びになっています。ここからもお地蔵様を追っていけそうです。でも違和感の正体を確かめに山門へ。いや、なんじゃこりゃ。既に千体地蔵は頭から飛んでいます。猫です、ネコ、Cats、ニャンコ、ニャーニャー。これは何なのか。縁起を読んでもよく分かりませんでしたが集客力は抜群でしょう。有名人も多数訪れているようです。犬派のオレでもグッズを買ってしまうくらい面白かった。機に因りて法を説くとはこのことかも。

 で八千代酒造さんです。ROOMは売れて在庫がないのです。ROOMは、娘さんが酒造を継ぐために杜氏として戻られて、昨日訪問した澄川酒造さんで修行してつくったお酒らしい。ちなみに昨日のオッチャンは会長さんでした。代わりに例年より良いものになったという八千代純吟を購入です。

道すがらの道の駅・うり坊の郷で、おじさんについてまわる猫軍団。これが予兆になろうとは。

雲林寺の山門の左でこれを見かけて

山門がこれで

右の小屋にはこれが

山門の入り口の左右に

キミはホントに卯か?

キミはホントにアマビエか?

ニャンか一杯並んでるぞ

山口県なのにしまねっこ

猫絵馬の下で踊るネコ

大悲閣におすわりしているのは

この人、いや、このネコ?

お寺の中に入らせていただいてもネコ

ネコ

ネコ

ネコ

ネコ、、、か?

セルフサービスでグッズも発売中

クリアファイルと缶バッジを買っちゃった

本来の目的地、八千代酒造さん

ショップの中

八千代純吟を購入

 

 薄〜いアーチダムの佐々並川ダムへ初訪問です。ついでに阿武川ダムに寄ろう。長門峡の北側を経由して佐々並川ダムへ向かったのですが、旅中で一番気を遣った往復8kmの道でした。こぶし大の落石ゴロゴロとクルマのボディを擦る左右の草木、離合困難な一本道。こういう道に限って対向車(たぶんダムの人、しか通らないよ)と出会うのです。戸惑うオレを見るやいなや60mほどもバックしていただきありがとうございました。行き着いた先はダムを上から眺める路肩。戻るのに切り返しを5回。久々にずっと前かがみの運転でした。ようやく県道に戻ると二車線道路の幅の広さに感激です。その後は、道すがらの阿武川歴史民俗資料館に寄って阿武川ダムへ。すぐ先に温泉があったので、陽は高いけど運転疲れを癒やすためにまったりと入浴です。萩阿武川温泉ふれあい会館、アルカリ性単純硫黄泉なのですが硫黄臭は無し。

長門峡の端の方を通過中

川の横には

この注意看板。調理法まで推奨してくれて親切w

でっかい岩もあった

苦労してたどり着いた佐々並川ダム。正面からはフツーのアーチダム

上から見ると(てか上からしか見れない)うっすーい堤体

ダム湖の名はわからん

阿武川歴史民俗資料館へ。記帳では3日ぶりの来訪者だったわ

酒造釜や

ダムに沈んだ村の写真アルバム

酒器とか

武器とか。(違います、農工具です)

神楽面を展示していました

阿武川ダムへ

ダム湖は阿武湖。そのまんまやん

阿武川温泉ふれあい会館

 温泉でまったりしすぎて、行こうとしてた岡崎酒造さんの営業時間をオーバーしてしまいました。海岸線に降りてガストで夕食、道の駅・阿武町でお休み。風が強いと思ったら、山口県に強風注意報が出とるぞ、、、