12月8日(金) 41日目
今日もいい天気。道の駅には土石流被災家屋保存公園があります。旧大野木場小学校被災校舎にも行ってみます。普賢岳噴火からもう32年ですか。平成新山は何事もなかったかのように町を見下ろしています。
今日は原城跡と日野江城跡に行きますが、その前に予習をしようと有馬キリシタン遺産記念館へ。キリシタン関係に重点を置いているので原城関連は出土品展示を含め割と充実しています(まあ世界遺産だもんね)が、日野江城関連は原城に比較すると情報が少ない。何かないですかと尋ねると、受付のおじさんが縄張り図を出してくれました。おじさん曰く、「日野江城は草ボウボウかもです、原城中心で日野江城まで手が回らんとですよ」とのこと。まず原城跡へ。島原の乱で徹底的に破却されたので何もないだろうと思っていましたが、いろいろと掘り出されて本丸石垣は予想以上に残ってました。敷地は広いのでいい運動になります。さて問題は日野江城跡、ここは山靴のほうがいいです。僅かな踏み跡を本丸まで登りました。でも本丸下に日野江神社があって、そこを下りたらイージーだったの。登るときに左側が丘になってるので神社への道が見えなかっただけです。アホですね。登るときは左へ左へ進みましょう。それでも雨上がりだったら登城しないほうがいいのと、陥没地が1箇所あって20cm幅の通路を通るので注意、滑ると3mくらい落ちます。
(主に)日野江城跡で汗かいたので雲仙で風呂に入ることにします。ちょっと先に別所ダムがあったので立ち寄り。ダムと言っても灌漑用で溜め池みたいなものでした。雲仙地獄をひと回りしてから新湯共同浴場へ。含硫黄-単純酸性温泉、掛け流し、飲泉可、200円、脱衣ロッカー無料、備付なし。前は100円だったと思うが一気に倍額なのか。まあそれでも安いし44度の熱い湯は身体をしびれさせてくれますねぇ、浴後はさっぱりです。
ロングランで北に上がりましょう。国道34号は飽きたので、国道207号経由で戻ります。国道389号の雲仙から国見への下りは、山上はカーブが続きますが、中腹からはほぼストレートラインでアクセル踏まなくても90km/h出ます(出しちゃダメです)。段差もないので燃費が良いのです。お酒を積みすぎて燃費が悪くなってるのでちょっと嬉しい。でもここで事故ったら酒瓶が割れて確実に飲酒運転と思われるな。堤防道路を通り、フルーツバス停通りを通過すれば先日通った道です。太良町での牡蠣焼きの手招きを振り払い、肥前浜宿酒蔵通りでもう1本の誘惑にも打ち勝ち、嬉野まで来ました。再びSaga continuesです。近所に野々川ダムがあります。今日の締めに行っときますか。おや?駐車場が無いぞ。樹木に隠れてダム堤体が見えんぞ? もしや、、、、、、長崎県でした。佐賀県から2kmほど越境してましたね。
入浴は嬉野温泉シーボルトの湯。ナトリウム-炭酸水素塩泉、加水、循環、塩素消毒あり、駐車場あり(お風呂に入らなくても90分無料)、450円、靴箱ロッカー無料、脱衣ロッカー100円返却式、(嬉野らしくお茶の香りの)ボディソープ・シャンプー・コンディショナー・ドライヤー備付、食事処なし(隣接の和食屋から出前可能)、休憩室あり、Wi-Fiあり。(自称)日本三大美肌の湯ですが、塩素入りじゃ肌に悪いですね。でもツルツルしてて浴感はいいですよ。不思議なのはカランの湯も温泉(当社比)なのに、なんで浴槽は循環なのか。うーん、カランは温泉じゃないのかなぁ、、、。
2km先の新しい道の駅・うれしのまるくでお休みです。駐車場とトイレだけの道の駅で、すぐ横は新幹線の嬉野温泉駅です。